2005年02月28日

1年に1回はTV放映しろ、名作なんだから。

3回目になりました。「オペラ座の怪人」鑑賞。あきれてもらって結構。何度行っても素直に楽しめる。名作なんだよ、これは。

●今日はアカデミー賞の授賞式であった。別にどの作品が受賞しようが知ったこっちゃないのだが、ディカプリオは今回も涙を飲んだようだ。夕方の回を観に行ったので、実はアカデミーの結果は全部知った後だったのである。そんな中、予告編で「アビテイター」が流れてくると切なくなる。「アカデミー賞主要部門ノミネート」とかまだ言ってるし。

●そんなこんなで本編も再々度堪能。今までは歌を聴いていたり、画面を観ていたりしていて字幕を追う暇が無かった。それで今回は字幕をしっかり読もうと思っていたのだが、途中からどうでもよくなってほとんど読んでなかった。話によると誤訳がひどいらしい。ガラコンサートを「初日」と訳したり、passion play(受難劇)を「情熱のプレイ」と訳したりといったところだ(実はロンドン盤のCDの訳詞も「情熱のプレイ」となっているのだが)。気になる人には気になるのであろうが、こんなものは些末なことであって、この映画の本質を左右するようなことではけしてない。

●観れば観るほど、クリスチーヌのきれいさ・はかなさにうっとりするし、ファントムのスマートさ・くるおしさに惚れる。ラウールも本当に王子様っぽくて良い(白馬に乗るしな)。映画を観ていると、四季の舞台をだんだん忘れてゆく。それでも、四季で買ったプログラムを読み返すと、舞台の感動がよみがえってくるけどね。なんといってもシャンデリア!スワロフスキ製ではないけども、実際に上下するのはすごい。舞台版じゃ怪人はいろんなところ(上やら横やら)から現れるしね。3次元的な演出が可能なのが舞台である。マスカレードは映画版の方が圧勝なのだが。

●映画版のプログラムを買おうか悩んでいる。だって「舞台裏の苦労話」とか読みたくないんだもん。監督やキャストのインタビューは読みたいがなぁ。同様の理由であるが、DVDが発売されてもメイキング映像は絶対いらない。夢が壊れる。ディズニーランドの舞台裏なんて見たくないでしょ?ついてきても見なけりゃいいだけの話なのだが。

●今日はメンズデー、男性は1000円。観にいった回は10人くらいしか客がいなかった。気になったのは前に座っていたカップル。終演後から外に出るまで、二人に会話が無かった。いい映画を観た後は無言になるものだが、特殊な作品であるのでビミョーな雰囲気なのかもしれない。誘った彼女は満足して言葉がないのに、誘われた彼氏は「全部歌じゃん。面白かったねといいたいけど、どこがおもしろかったのかわかんねーよ」とか思って言葉に詰まっているのかもしれない。「なんで仮面舞踏会のときにファントムを捕まえなかったんだ?」とか「湖からローソクがでてくるなんて不自然だなぁ」とか「殺人犯のファントムにクリスチーヌが惹かれるなんて脚本は、ヘンだ!」とかと、映画を観てうっとりしている彼女に対して、言ってぬかすオトコがいるなら即行で別れることを強くすすめる。そんな奴に代わり、ワタシがつきあってやろう。彼女の方があきれるほど「オペラ座の怪人」を語りまくると思うがね。ブラーヴァ、ブラーヴァ。


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2005年02月27日

黒石岳と篠塚・川相

黒石岳という焼酎を完飲。以前の記事でも紹介した「いも麹芋」を作っている国分酒造さんの焼酎である。

●「黒石岳」は国分酒造の近くにある山だそうだ。そして「黒」は黒麹仕込であることもあらわしている。黒麹らしく香ばしい風味。どちらかというと辛口。だが、アルコールの臭みはない。まるでお茶を飲むかのような、どことなく渋い飲み口だ。ボールに逆らわないバッティングだ(なんのこっちゃ)。価格は5合瓶でも1000円を下回っていたので、大変コストパフォーマンスが良いレギュラーの酒である。

●買ってきたある銘柄を完飲するときには、いつも少しの寂しさを感じる。数日間楽しませてもらった焼酎とのしばしの別れを、惜しむのだ。瓶を逆さにして底をポンポンたたいて、最後の一滴までいとおしくいただく。感謝の念を持って。寂しさを感じる一方で、征服感も感じる。へっへっへ、のみつくしちまったぜ、みたいな。さて次は何を飲んでやろうか、と。近所の焼酎専門店の棚のラインナップをコンプリートすべく励む日々である。一通り飲みつくしたら、気に入った銘柄を一升瓶で買ってきてとことん付き合う予定だが、その日はまだまだ遠い。まだ棚の4分の1も飲んでいないのだから。

●「義経」なかなかおもしろいじゃあないか。今日の母親との別れのシーンは結構ジンとくるものがあった。稲盛いずみは、やはりキレイだ。
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2005年02月26日

最近飽きてきた

ゼロックススーパーカップをTV観戦。うーむ。あの試合展開ということもあり、まあまあ楽しめた。どちらのチームにもミスは散見され、やはり調整中であることを再認識。あくまでリーグ初戦にあわせてピーキングをしているのだろう。

●マリノスはこのメンバーでもこれだけの試合ができるのは、たいしたものだ。1リーグ制となった今シーズンを戦うにあたっては、層の厚さは非常に重要なポイントである。怪速ブラジル人FWが出場停止になると失速するような埼玉県のチームは苦戦するのではないか。マリノスのFWは大島、清水ジロー、山崎が現有戦力であるが、他のチームにはさしあたって恐怖感は薄いと感じる。やはりセットプレーが脅威だろう。奥、ドゥトラ、大橋、安といった計算できるキッカーが多いのは強みだ。

●ヴェルディは、ワシントンに尽きる。パワフルなように見えて、実はキックもうまそうだ。飯尾と桜井の放出には疑問を感じていたが、納得できるくらいの大補強だ。相馬の勢いは確かにすごい。しかし、中に切り込むことが少なそうなので、クロスの出所をきちんと対処すれば、なんとかなるのかも。戸田は林健太郎の後継者になりうるかが、これからのクラブの成長のカギだろうか。

●それはそうと、PK戦は最近飽きてきた。
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2005年02月25日

私はイエスが分からない

マイブーム(byみうらじゅん)はロイド=ウェッバー。「オペラ座の怪人」ショックが抜けきらない。車を運転しながら「オールアイアスクオブユー」を熱唱している(←かなりアブない)。

●そんなブームの中、ある映画のビデオを探している。「ジーザス・クライスト・スーパースター」である。ロイド=ウェッバーの最初のヒットミュージカルを映画化したものである。クラシックとロックを融合させた「ロック・オペラ」ともいえるこの作品は、ロイド=ウェッバーが大学生のころに書き上げたらしい。ちなみに作詞はティム・ライス。ディズニー映画「アラジン」や「ライオンキング」の作詞者である。彼も当時は大学生であったという。イエスの最後の7日間を描くこの作品。自分に特別な力はないのに民衆に祭り上げられ悩むイエスと、担がれるイエスを見て疑問を感じるユダ。メル・ギブソンとジョージ・ブッシュが見たら怒り狂いそうな内容の、ショッキングな作品だ。

●「ジーザス」は映画しか見たことがない。最近無性に見たくなり、レンタル店を探し歩いているのだが見つからない。CDは持っているのだが、映像が見たくてたまらないのである。DVDで発売されているが、高いので買えない・・・。

●というわけで仕方ないので「エビータ」を借りてくる。マドンナ主演のもの。映画館で見たときは拍子抜けでイマイチだったのだが、なんせワタシ的にブーム到来なのでおもしろく見れるのではないだろうか。まだビデオは見ていないが、チェ・ゲバラのエビータを批難するナンバーがお気に入り。

●いま、東京ではミュージカルの「エビータ」をやっている。これも機会があれば(つまりチケットが取れれば)観にいきたい。「オペラ座の怪人」はロングランしそうだから、「エビータ」優先だな。つーか「ジーザス」の再演を強く希望。
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2005年02月24日

スズキさん、クラブでもお願いしますよ

球春という言葉を考えた人をたたえたい。冬が終わり寒さも緩みだすころ、ボールを打つ音や蹴る音が聞こえてきそうな言葉である。そうです。まもなくサッカーと野球が始まるのです。

●Jリーグは3月5日の開幕に先立ち、ゼロックススーパーカップが開催される。昨年度のリーグ王者とカップ(天皇杯)王者が対決。欧州各国でも開催されるこの「スーパーカップ」、タイトルとしてのステータスはきわめて低い。が、賞金も出るイチオウ公式戦であるので、見るべきところが無いとはいえない。今年は、手負いの王者横浜Fマリノスvs若さあふれる「新鋭」東京ヴェルディ1969。ヴェルディ嫌いなワタシであったが、昨年の新生ヴェルディには不本意にも少しひかれるところもあった。川崎を捨てどん底に落ちたチームが、若手を中心に新興してきたのである。なおも、プレースタイルはショートパスを繋げるというブラジルスタイル。昨オフにおいては、三浦アツがはじかれてしまったくらいの若手チーム。これは一朝一夕ではなく、ずっと冬の時代を乗り越えてきた実績があってのもの。なおも発展途上感を匂わせ、怖い存在だ。鹿島ファン的には、左サイドバックが「相馬」という名前なのが気に食わない。しかし、気に食わないぐらいイイ奴なのだ(しょぼい選手なら気にならん)。今後に注目。ちなみに右サイドバックは「柳沢・背番号13」。。。

●さいたまレイナス(女子サッカーLリーグのクラブ)が浦和レッズに吸収されたらしい。名前が変わることにファンは複雑なのかもしれない(特に大宮市民にとっては)。資金力のあるビッグクラブになったことはチーム強化の上では大きな前進であるのはまちがいない。某ロシア人に買われたロンドンのチームは極端な例であるが。日テレペレーザに対抗してがんばってほしい。つーか、荒川やら小林やらを引き抜きそうだな。あのチームならやりかねん。

●レッズといえば、毎年の恒例行事となった「エメルソンの遅刻」。ことしも粛粛と執り行われました。加えてエメルソンは体調不良とのこと。その他にも浦和は故障者がわんさか。キミたち、開幕戦の相手を忘れてはいませんか?フッフッフッ。と言いたいところだが、ひょっとしたら鹿島がなめられているのかもしれん。これで負けたらやばいぜ、鹿島。浦和の予想2トップは不完全エメ&永井か。岩政&大岩のCBならなんとかなる。一方、浦和の3バックの穴は真ん中だと思う。サイドではなく、あえて中央突破。もしくはクロスへの2列めのからの攻撃、に期待。って鹿島ファンならこの言葉のむなしさに気付いてほしい(泣)。
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2005年02月23日

返せとは言わないが、代わりになんかよこせ

やってしまった・・・。すでにもっているCDを、勘違いしてまた買ってしまったのだ。

●もともと持っているCDが無くなることがよくある。たいていは人に貸してそのままになってしまうというケースだ。よって、自分のお気に入りのCDの方が無くなる確立が高い。「これいいよ。聴いてみろよ」と貸してソノママ。誰に貸したか分からなくなり、しぶしぶ2枚目を購入。この前買ったザイフェルトのモーツァルトのコンチェルトなんて、4回目の購入のような気がする。前の3枚はどこに消えたんだ?

●今日は逆。無くしたと思って再購入したら、実は棚の隅にかくれるようにそのCDがいらっしゃっる。うぉー、この前探したときいなかったじゃねえか!何で今ごろのこのこ出てきやがるんだ?とCDに向かってキレても詮方ないので、とりあえず聴くことにしよう。やれやれ。

●今日(誤って)購入したのは、モーツァルトの「ピアノと管楽のための五重奏曲」である。演奏はアンサンブル・ウィーン=ベルリンのメンバーにピアノはジェイムズ・レヴァイン。カップリングはベートーヴェンの同題の曲である。楽器構成はピアノ・オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴット。急緩急の3楽章構成の30分ほどの曲だ。管楽(オケ)伴奏のピアノ協奏曲にも聴こえ、ピアノ(オケ)伴奏の協奏交響曲にも聴こえるという、二重階層の曲なのだ。アンサンブル・ウィーン=ベルリンの演奏は決して型をはずすということはないが、チャーミングに表現している。古典という枠組みの中でのキラキラした音色。ああ、モーツァルトだなぁ、と気分良く聴ける演奏だ。オランダ管楽合奏団のCDも持っている。うまい演奏ではあるのが、気品の高さと薫りの良さではウィーン=ベルリンに軍配が上がる。他にプレヴィンのピアノでウィーンフィルのメンツによるCDを持っていたはずなのだが、どうしたことであろうか、最近見かけない。

●このテのモーツァルトの管楽合奏曲は非常に楽しい。ピアノコンチェルトやオペラをあまり聴いていないワタシがいうのはおかしいのだが、管楽合奏曲は非常にモーツァルトらしい音楽のように感じる。セレナーデ10番「グラン・パルチータ」やセレナーデ12番の「ナハトムジーク」(「アイネ・クライネ」は13番、弦楽合奏曲だ)が大スキである。前者は映画「アマデウス」でも使われ有名。後者はハ短調、モーツァルトのセレナーデには珍しく短調でドラマチックな曲である。ぜひ一聴あれ。
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2005年02月22日

少し前まで福井では「笑っていいとも増刊号」が1週遅れの放送だった

Web上でさまざまな情報を享受できる近頃の社会であるが、まだまだペーパーベースの情報の提供が主流である。たとえば、サッカーというジャンルにおいては、リアルタイムの情報はインターネットに軍配が上がる。しかし、批評やインタビュー、掘り下げた企画記事においては、雑誌は依然として魅力的なメディアである。そんなわけでワタシは「週刊サッカーマガジン」の読者だ。

●火曜日はサカマガの発売日である。特に今週号はJ1の選手名鑑付の号だ。必ず手に入れなければいけない。福井駅前に出る用事があったため、地元の老舗書店でサカマガを探す。しかし、どこにも置いていない。売り切れたのか?いや、まだ午前中だ、そんなわけはないだろう。嫌な予感がする。すぐ近くにある紀伊国屋書店でも探す。やはり売っていない。なんということだ。福井では、サカマガは発売日に間に合わないのか。さびしいかぎりだ。水曜に重要な試合がある場合、その試合に挑む選手の様子やインタビューが掲載されることが多い。火曜発売ならば、水曜夜の試合までに記事を読むことは可能だが、水曜に店頭に並ぶのでは試合に間に合わないこともあるだろう。サカマガは直前の日曜の試合を受けての記事も掲載される。おそらく雑誌が刷られるのは月曜日なのであろうから、都市部以外は遅配になるのも仕方ないのかもしれない。

●そもそも、福井においてサカマガを見かけることが少ない。「サッカーダイジェスト」や海外サッカーの雑誌は見かけるのだが、なぜかサカマガはおいていないことが多い。いつも読んでいる雑誌が気軽に買えないというのは、意外と不便だ。

●定期購読を申し込もうか?しかし、コンビニやキヨスクで買うのが好きなんだけどな。
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2005年02月21日

近海冷凍マグロ赤身特売190円

ひさしぶりに料理に挑戦。といっても、たいした料理じゃないんだわ。マグロのづけなのだ。

●さけのほそみち、というマンガ(作:ラズウェル細木)に触発されての、今日の行動。この「酒のほそ道」は6ページほどの短編で、酒(おもに日本酒)と愛すべき酒の肴を紹介するマンガである。いわゆるグルメマンガとは違い、のん兵衛の視点からの酒とのマッチングや「粋」がその題材には求められる。そんななか、今夜やってみたのが「づけ」である。なんのことはない、赤身の醤油漬け。本来は日本酒のつまみであろうこの「づけ」。焼酎飲みのワタシであるが、スーパーで赤身が特売になっていたのでおもわず飛びついてしまった。ハッピ〜ディ♪ハッピ〜ディ♪まあ、もともと魚は大スキ。それに焼酎は肴を選ばない。なんとかなるさと

●くいたいっという人のために、レシピととはいえないお粗末なものではあるがなにかの役に立てばと、一応しるすことにする。
材料。マグロの赤身、一切れ。しょうゆ・みりん・酒、適量。
1.しょうゆ・みりん・酒を(テキトーに)配合し、一煮たせする。そして、それを冷ます。
2.マグロの赤身を切る。マンガでは表面に焼き色をつけていたのでワタシもそれにならう。もちろん、あぶらずに生の切り身のままでもOK。
3.最初の配合汁に切り身を投入。
4.15分から20分待って完成。ラズウェル細木氏が描くには、さっぱり漬けが良いとのこと。
・・・ってこれ料理じゃないよな(汗)。

●らくな料理である。なんせ、待っている間にこの記事を書いているのだ。おぅ、どれどれ、もうそろそろいいころだ。

●んおぉっ、予想以上にうまいっ。赤身を一回あぶるのがよかったのだろうか。和風仕立のサイコロステーキを食べているようである。普通、づけはわさびでいただくのであるが、マンガにならいからしでもいただく。うーむ、濃厚な味にピリカラ。焼酎にもあうじゃん。わさびでいただいた方が日本酒向けかもしれない。ちょっと味が濃すぎるかもしれない。上記の1に少しの水を足した方が良いかもしれないな。まぁ、このテのつまみは味は薄すぎるより濃い方がなんとかなるので、こころもち濃い目がよいのだろう。

●ぼ〜っと、づけをつくるのを見ていた我が妹が、「朝メシにのこしておいて」と言ったので5切れほど冷蔵庫に入れておく。しかし、妹よ。明日の朝おまえがおきるころには、つかりすぎだ。味が濃すぎる。俺をうらむな。晩酌につきあわないお前が悪い。
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2005年02月20日

目覚めよと呼ぶ声・・・いまだ無し

好みというものは人それぞれである。好みには理由がはっきりしているものも多いが、理由が明確ではないものも少なくないある。「これは好きじゃない」とはっきりしているのに、なぜ好きではないのかわからない。たとえば、ワタシはヒップホップが好きではない。なぜなのかは、わからないが。

●クラシックの分野では、ブルックナーになじめない。ワーグナーやマーラーはOKである。むしろ、大スキだ。えてして、ホルン吹きにはブルックナーが好きな人が多い。理由は吹いていてカッコイイから。リリカルなソロや、オケを圧倒するほどのユニゾン。ワーグナーチューバによる2分以上も続くコラールもある曲もある。だから、ワタシが「ブルックナーは(ワタシ的に)ダメ」という話をすると、たいていのホルン吹きは首をかしげる。実は大変幸せなことであるが、ワタシはオーケストラでブルックナーのシンフォニーを吹く機会が2度ほどあった。最初(第7)ではワーグナーチューバを吹き、惨々たる結果。2回目(第4)はまあまあ納得のゆく内容。ワタシは単純なので長い期間をかけて曲を練習すれば、その曲を好きになってしまうのだが、ブルックナーだけはだめである。なぜだろう?

●こんなことを思ったのも、今日ヴァント・ベルリンフィルのブル9のビデオを観たためである。得意ではないブルックナーだが、食わず嫌いはよくない、たまには聴いて嫌いなことを再認識しようと思い(笑)、ビデオを引っ張り出してきたのだ。再生ボタン。よろよろの爺が登場。拍手。原初のカオスの霧、ホルンのメロディ、クレッシェンド、フォルテッシモ。。。うーん、眠たくなる。いつまでも同じようなフレーズが続く。とうとう寝てしまう(ベッドに寝転がって観ているから悪いのですね)。ふぁ〜、と気付いたときには、ヴァントがカーテンコールに応えていた。ウトウトしながらだから正しいかは分からないが、1楽章は微妙にユルい演奏だったような気がする。あれ、こんなだったけか、と思ううちに寝ちゃったんだが。ワタシにとってブルックナーは耳に心地よい音楽にすぎないようだ。キレイな音楽ではあるがドラマ性に欠け、深みは乏しい。意外とクラシック初心者でも親しみやすそうだが、楽章が長すぎる。

●聖フローリアン教会のオルガニストでもあったブルックナーは、敬虔なカトリックである。神に奉仕したその音楽と生涯。たしかに彼の音楽はイエスへの捧げ物のようにも思える。神聖で純粋な音楽。その表現にワタシは異論はない。が、どうにも好きにはなれない。ワタシには神の祝福は与えられないだろう。

●ブルックナーの敬愛したワーグナーだが、ワタシは以前はキラいだった。いつまでも同じようなフレーズが続いて退屈だし、フレーズがウネウネと絡み合ってよく分からない、と思っていた。しかし、オーケストラで吹くようになり、ワーグナーファンへと変貌した。オペラのCDは高くてなかなか買えないが、それでもCDの数は増えた。わざわざチケットを買ってオペラを観に行くくらいになった。ということは、いつかはワタシもブルックナーに目覚める時が来るのであろうか。いつかはワタシも聖フローリアン教会を訪れて涙を流すときが来るのであろうか?

●映画「オペラ座の怪人」を2度目の鑑賞。やばい、はまってきた。エミー・ロッサムってクリムトの描く女性画の顔立ちに似ているな、と思う。DVDが出たときの吹替版の歌は誰が歌うんだろうとちょっと気になる。吹替版なんていらないんだけど。
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2005年02月19日

right & light

●どちらかというとよりな考え方をワタシは持っている。最初に断っておく。

●この記事は萬華鏡blogさんの記事とニュース23(TBS)をもとに書いています。

●ベルリン国際映画祭において、「太陽」という作品が公開された。ロシアのソクーロフ監督のこの作品は、歴史学者でもある彼が撮った三部作の三作目である。前作の題材は、ヒトラー、レーニン。そして、今回のモチーフは昭和天皇(とマッカーサー元帥)である。昭和天皇はイッセー尾形、香淳皇后は桃井かおり。

●「太陽」は、終戦直後の日本を舞台に昭和天皇の内面に焦点を合わせた劇であるという。これまでの映画では、ここまで昭和天皇を掘り下げた作品は無かったのではないだろうか。「東京裁判」では、昭和天皇は脇役に過ぎなかった。昭和を知る我々にとっては、昭和天皇の心の中を描くといことはある意味タブーであったのかもしれない。昭和天皇が崩御されて十数年、ロシアの監督により初めてスクリーンに昭和天皇は写される。ソクーロフはこれまで権力者を題材としてきた。今回の「昭和天皇」という題材は権力者でありながら、人格者でもあったと彼は語る。察するにマッカーサーの日記が下地にあるのではないだろうか。例の「会見」も映画で描かれるという。現代史において重要な役割を果たした「昭和天皇」は、いまここから歴史上の人物になりつつある。

●昭和天皇は生まれながらの「神聖で侵すべからず」な存在であった。大正年間より、摂政として父帝に代わり国権を統帥する。2・26事件では近衛兵を自ら動かそうともした。WWUにおいては、ヒトラー、ムッソリーニと「悪の枢軸」を形成する。昭和20年8月15日「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・」。戦後の人間宣言。東京裁判による免責。ヒューマニストへの転換。

●ワタシが幼い頃、TVで目にした昭和天皇は「優しそうなおじいちゃん」であった。ワタシは、ばあちゃん子であったため、「天皇陛下」という呼称を当然にうけとめられる。幼い頃は、ばあちゃんと一緒に寝ていた。寝室には明治・大正・昭和の三帝の御影が飾ってある。小学校に入り、日本の歴史を習う。なぜ、先生たちは天皇陛下の「昔の時代」を悪し様に言うのだろう?今生きていて、TVにもよく出てくる人なのに・・・。戦争が悪いのは分かるけど・・・。

●そんな昭和天皇もようやく歴史上の人物になり始めた。昭和天皇については、賛成意見・反対意見が多くあるのは当然のことである。しかし、政治イデオロギーを別にしても、かのお方ほど波乱万丈な生涯を送った人はあまりいない。「天子・現人神」として生を受け、「人間・生物学者、そして日本国のシンボル」として亡くなった、Mr.ヒロヒト。かのお方こそが歴史的にも本質的にも「最後の皇帝」であり、これからも人々の関心の的になりうるべき存在であると、ワタシは確信する。

●な〜んて、いろいろ論説を垂れたけれども、「太陽」がおもしろそうだなっと期待している、それだけなのだ。ようやく昭和天皇に迫る作品が出たな、と。日本国内での上映予定は未定とのことであるが、何らかのカタチで我々の目に触れることにはなるだろう。「ラストエンペラー」を観るような感じでいこう。歴史上の人物を描いた歴史映画。好き嫌いは、分かれるだろうよ、そりゃ。うーむ、いつかは昭和天皇の一生を描く巨大作品を見てみたい。大河ドラマとかでもやってほしい。予告で「次回、宮中某重大事件!」とか、「次回、降雪の2月26日!」とか、「次回、ラジオマイクに挑むミカド!」とか。

軽い感じで観にいこうぜぃ。映画なんだから。
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2005年02月18日

国共合作

A3をご存知だろうか?東アジア最強クラブ決定戦である。2月に開催され、日中韓のリーグ王者と開催国の特別参加チームを加えた4クラブで、覇権を争う。今年は韓国での開催、済州島で試合が行われている。

●先日放送された、マリノスvs深セン戦をビデオにてようやく観戦。ワタシにとっては、マリノスなんざ勝とうが負けようがどうでもよい。とはいえ、彼らはJリーグの2年連続年間王者である。鹿島ファンのワタシとしては仕上がりをチェックしなければ、と思い録画したのだ。
・・・ウソです。福井じゃあろくにサッカー放送が無いんで、飢えていたんです。なんでもいいからサッカー中継が観たかったんです。マリノスの上野が元気が知りたかったんです。ウソつきました。ごめんなさい。

●深センびいきな目で見始めたこの試合。マリノスは坂田まで怪我をしてしまい、「大変だな〜」と思っていた。しかし、深センのラフプレーに怒りがつのり、いつのまにかマリノスを応援していた。ありゃ、やりすぎだ。現地リポートじゃ、観客の韓国の人々も中国を捨て日本を応援していたとのこと(これはまゆつばだけどねぇ)。はたしてマリノスは勝つべくして勝った。土曜の最終戦は水原との首位決戦。勝った方が優勝。引き分けのときは、マリノスは脱落。優勝は、もいっこの韓国チームの結果次第。水原はアジアレベルでも実績があるので、まあまあ面白い試合になるだろう。

●このA3、ワタシは2年前に観にいった。国立にて開催された第1回A3。鹿島とジュビロ、城南と大連が出場した。ワタシがこの試合を観にいった理由の第一は、1つのチケットで2試合見られる、ということであった。その日は最終戦。国立にて鹿島vs城南(第1試合)と大連vsジュビロ(第2試合)が行われた。1500円でどちらも観られるのである。お徳だ(笑)。高校選手権のジュンケツみたいだ。かくして第1試合は0−0でドロー。鹿島アントラーズがA3の初代王者の栄冠を獲得した!ブラーボゥ!

●おもしろかったのはこの後。第1試合の鹿島サポーター席は、第2試合では大連サポーター席に入れ替わるはずである。ところが、中国から来た大連サポは二十人弱。少ない。鹿島サポはカップ授与の歓喜を味わうため、そのまま大連側に残って、第2試合後の表彰式をそのまま待っている。第2試合が始まる。鹿島にとってジュビロは宿敵、つまり憎悪の対象以外のなにものでもない。鹿島サポは当然に大連を応援し、当然にジュビロに対してブーイングをする。そこでみなは気づく。大連サポは声だけによる応援に終止しているのだ。派手じゃあない。太鼓等の「飛び道具」を大連サポはもっていないのである。そこで鹿島サポーターは、みずからの太鼓を大連サポーターに貸し出した。鹿島サポは大連サポに太鼓のたたき方を教え、大連サポは鹿島サポに応援コールを教える。両サポーターによる合同応援が始まる。ハオハイドン、オーレ!ナナーミ、ブー!ワタシの連れのエスパルスファンも、ジュビロに対してはげしく罵っていた。清水も大変なんだナー。

●「サッカーを通した国際協調」という言葉はよく聞くが、肌で体験したのはあれが初めてであった。みずしらずの、国籍も違う人々が一つの喜びに目指して声を枯らす。サッカーがもたらす幸福な瞬間である。もちろん、鹿島と大連は違う。鹿島サポーターは優勝が決定した余裕から、あのような行動に至った、それも真実であろう。鹿島と大連が対戦した場合、双方の罵倒合戦があるだろう。この合同応援は、まるで、カリオストロ伯爵と戦うために一時休戦するルパン3世と銭形警部のようだ。それでも、ひとときだけでもスペシャルな共同戦線を張ることのすばらしさを、我々は忘れない。

●明日の最終戦。横浜サポーターは、第2試合において深センサポーターと同居するはず。どのような行動を彼ら横浜サポは見せるのだろうか。
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2005年02月17日

ワザとセンスの万国博覧会

微笑みが絶えない試合であった。観客にも、視聴者にも、選手にも。先日行われたツナミ復興チャリティーマッチである。時折開催されるこのような慈善試合だが、今回はカンプ・ノウが舞台。ロナウジーニョズ11(世界選抜)vsシェフチェンコズ11(欧州選抜)の対戦である。慈善試合特有の「魅せる」ことを重視した攻撃と、「削らない」守備が、我々に幸福な90分をもたらした。ゴールされてもGKが微笑み、ゴールをはずしてもFWが微笑む。技術とセンスの競演。この試合においてはFK・センタリング職人のベッカムもかすんで見える。

●技術においてはロナウジーニョ先生が輝いた。わざとらしい(笑)ノールックシュートに、見たことも無いようなヒールパス、きれいなオーバーヘッドキックなど。彼が人々に愛される理由がよく分かる。9万の観客とTVの前のファンはロナウジーニョがボールをもったとき、何をしでかすかとウキウキしていた。たぶん、マークにいったDF達もね。そして、印象に残ったのは、ゾラ!ジャンフランコ・ゾーラ!おしゃれループがゴール・イン。ステキ!カンゲキ!抱いて、ゾラ様!ゾラがいた頃のチェルシーはよかったな、とふと思う。

●センスにおいては、シンプルフットボールを堪能。ほとんど練習も無しに本番に挑んだ彼らだが、戦術がほとんど存在しないというボール回しでさえも我々を楽しませてくれた。パス回しの楽しさ。つなぐ楽しさ。なんせペナルティアリア内でもボールをつなぎまくるのだから。エトーとナカータがパス交換しながらゴールに迫ったりしたのも「おいおいいちまでやるんだよ」とはらはらさせた。

●こんなチャリティーマッチであるが、不思議なことにブーイングも聴こえた。何でだろうと思ったが謎はすぐに解ける。世界選抜にはロナウジーニョ、エトー、デコがいる。欧州選抜にはジダン、ラウール、ベッカム、カシージャスがいる。舞台はカンプ・ノウ。そうか、これは擬似クラシコ(バルセロナvsレアルマドリー)だ。デコが欧州選抜に入らなかった理由がこれだろう(しかし、後半の世界選抜のGKはエスパニョールのカメニ、ビミョー)。いくら慈善試合であるとはいえ、カンプ・ノウの住民たちはレアルマドリーの選手にはブーイングしなければいけないのである。デルピエロのゴールに拍手を送るくせに、ジダンやベッカムがボールをもったとたんにブーイング。なんとも粋な人々だ。このブーイングは決してこの試合を妨害するものでは無かった。豚の首もビール瓶も投げ込まれない。

●この試合にくらべると、昨年日本で開催された新潟中越地震チャリティーマッチ(アルビvsジーコドリーム)はお粗末であった。真剣勝負にこだわった結果、中途半端なプレイに終止し、スコアレスドローという悲惨な結果に終わってしまった。カズが魅せるプレーを少し見せたが、つまらない試合であった。日本のプロは試合の楽しませ方がまだ足りないのであろうか。いや、オールスターでは楽しい試合を見せてくれたはずだ。被災者の方々に90分だけでも幸福な気持ちになってもらえるような試合を見せてほしかった。たしかに大黒や村井の代表候補組そしてベテラン組が着たブルーのユニフォームは、ワタシ達サッカーファンにとっては有意義だった。ただ、多くの観客・視聴者はゴールの歓喜を待ち望んでいたのではないのか?前半ドリームチームでプレーしたのちに、後半はアルビのユニホームを着て出てくる山口素弘を見たくはなかったか?カズダンスを見たくはなかったか?

●あ、どうでもいいことですが、スコアは6−3で世界選抜でした。
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2005年02月16日

世界最大のパズル

ドレスデンフラウエン教会再建のNHKのドキュメンタリーを視聴する。去年外観の復元が完成したことによる中間報告的ものだ。

●かつてのザクセン王国の首都ドレスデンは「エルベ河畔のフィレンツェ」と称されたほど、優美な都市であった。しかし、ザクセン王国は消滅し、ドイツは第三帝政(ナチ)の時代になる。フラウエン教会(聖母教会)を含むドレスデンの歴史的建造物は、1945年2月13日の米英軍のじゅうたん爆撃によって徹底的に破壊された。終戦後、社会主義体制のドイツ民主共和国において復興は進み、ゼンパーオーパー(ザクセン州立歌劇場)は1985年に40年ぶりに再開場した。しかし、フラウエン教会のみはガレキのまま残され、ドレスデン爆撃の被害を表現する手段として残されたままであったのである。そう、ヒロシマのドームのように。

●90年代、ドイツ民主共和国は「民主化」され、ドイツ連邦共和国に編入される。人々の考えも変化してきた。フラウエン教会を再建することにしたのである。再建するにあたり、彼らドレスデン市民には信念があった。残されたガレキを使って再建しようというのである。残されたガレキをナンバリングし、CGにてどこに配置すべきかを探してゆく。もちろんもう使えないガレキもある。ならば、同じ材質、同じ工法にて再現しようというのだ。そして昨年、タワーのてっぺんの十字架が再現され、フラウエン教会の外観が復元されたのである。NHKの番組の趣旨は、教会は欧州和解のシンボルということであった。復元費用の半分以上は寄付である。かつて空爆をしたイギリスの国王や市民、ナチの被害を受けたポーランド市民の協力があったということだ。

●ワタシは、かの地を2度訪れたことがあるのだが、再建が進んでいるのは感じ取れた。2006年の完成予定というので次に訪問するときは中に入ることも可能なのだろう。待ち遠しい。

●このようなこだわりをもって復元されたのは、フラウエン教会だけではない。前述したゼンパーオーパーも緻密に再建された。再建には設計者ゼンパーの息子も携わった。以下はドレスデンシュターツカペレの首席指揮者であった若杉弘氏のインタビューで知った話である。再建内覧会のとき、ある老婆が大理石でできた柱の色が当時と違うと申し出た。こげ茶色ではなくグリーンが正しいというのだ。再調査した結果、空爆で焼けてしまいこげてしまった大理石の色を「忠実に」復元してしまったことが明らかになる。すぐさま、グリーンの大理石に置換したという。再建開場後、R・シュトラウスの「エレクトラ」において、オケがピットに収まりきらないことが判明した(巨大編成なのである)。当時を知る老人の証言が出てくる。「エレクトラのときはアリーナの前の何列かが外れてピットになったはずだ」。数ヶ月の間、歌劇場を閉鎖して工事し直したという。

●そのせいかどうかは知らないが、ゼンパーオーパーの音響はすばらしく良い。とはいえワタシは欧州の歌劇場は3箇所ほどしか知らない。ましてや、天井桟敷においてでしか聴いていないので、一般的な鑑賞にあてはまるかどうかはわからない。ベルリンのリンデンオーパーやドイチェオーパーよりも、ミュンヘンのシュターツオーパーよりも響きはよかった。オケの音の柱がドカンドカンと飛んでくる印象があった。ワタシはオペラを管弦楽作品として聴くので、ウタの音響具合については覚えていない。ただ、オケは良い音で聴こえた。

●あぁ、またドレスデンに行きたい・・・。ラファエロが観たい。ゼンパーオーパーに行きたい。フラウエン教会近くのカフェでビールを飲みながらぼんやりしたい。
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2005年02月15日

ベルリンは妻。ウィーンは恋人。

。これが銘柄名。正式には「いも麹 芋」。

●昨晩で芋焼酎の5合瓶を空いてしまったので、近くの焼酎専門店へ今夜のおトモを物色しに行ったのだ。そこでこの「芋」を発見。なにせこの「芋」はあまり出回らない焼酎なのだ。4合で1,100円と(私の感覚じゃ)ちょっと高めだったが、芋焼酎は出会いも大切、購入してしまった。

●「芋」は芋麹で作られている。一般の芋焼酎はさつまいもと米麹によって作られる。つまり「芋」は100%イモ。昔は芋麹による焼酎もあったようだが、管理がやさしい米麹を使う方が現在の主流なのである。そこであえて芋麹を使ったのがこの「芋」なのだ。出回るのは冬から春のみ。焼酎は毎年毎年作られるが、できる季節は秋から冬にかけてだけである。一般の焼酎は年による味のばらつきを防ぎ味を安定させるために、古酒をブレンドさせるらしい。ところがこの「芋」はブレンドをせずに割り水だけで出荷しているというのだ。なので年によって出来が異なる。あたりもあれば、はずれもあるだろう。品質が安定しているとはいえない。しかし、この出来の違いも、一つの出会いではないか。

●もちろん今回購入したものは、2004年仕込。ラベルには瓶詰日もスタンプされていて、手作り感をいっそう高める。肝心の味はというと、きりっと引き締まったシャープな印象である。渋味も強いが、苦々しい感じやエグさは無い。この渋味が芋麹独特のものなのだろうか。後味は爽やか。こう書くとすっきりとした焼酎のようにも受け取られるかもしれないが、コク・旨味はしっかりとある。どちらかというと辛口であるが、アルコールの臭みは感じさせない。この焼酎は、型にはまらないが自分の主張をはっきり持っているヒトのようである。その主張に飲む側も真正面からとっくみあう必要がある。主張を受け入れられれば、なかなかおもしろい友人として付きあえる。彼の主張が自分に合わなかった場合は、深く付き合わない方が良いだろう。

●ワタシの独観だが、焼酎は女性にたとえやすい。甘口系、辛口系。かわいい系、きれい系。小柄、ナイスバディ。良妻系、妾系。。。などなど。この「芋」はちょっと変わった女のヒト。見かけは気にしない。本当に自分を分かってくれる人だけを探している。彼女の行動が奇抜だからなかなかみんな気づかないけど、でもよくみるとバランスのいい顔立ちをしているんだよ。でも個人的にはイイ友達でいたいな。毎日だとちょっと疲れちゃう。それに、冬しかこのヒトには会えないしね。会うときにはとことんつき合うよ。てな感じだな。

●今日のタイトルについて。カール・ベームは双方の都市のオーケストラをこう表現したらしい。
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2005年02月14日

キミも代表になりたいか〜!?

NHK衛星第一放送にてW杯欧州予選スペインvsサンマリノ戦を観戦。この記事はMACOサッカースタジオさんの記事を参考にしています。

●サンマリノ。イタリア領内に存在する小国である。ローマ教皇より世界最古の共和国であると認定されたこの国はF1グランプリでも有名(実はF1が開催されるイモラサーキットはイタリア領内)。そんなサンマリノもドイツW杯を目指して予選を戦っている。この日は強豪スペイン戦だ!

●はっきりいって子供と大人の試合。サンマリノは守るしかない。1トップをのこして10人で守る。ゴール前の人の多さならスペインに負けない。シュートやパスをどんどんはじき返す。それでも、スペインは強い。結果を言ってしまうと、5−0、スペインである。技ありミドルやドンピシャクロスが炸裂。初キャップのデラペーニャ(エスパニョール)がいい働きをした。以前にラチオでのプレーを見たことがあり、パスだしおもしろいなと思ったことがあったが、この日も健在。28歳とおそい代表デビューらしいが、中盤底からのゲームメイクという点ではおもしろい人だ。バルサにも所属していたことがあり、ロナウドが彼の「パスは最高だ」と言ったとか言わないとか。しかし、相手が相手の試合だっただけに、厳しい試合では??とも思ったが、好評価が多いらしい。スキンヘッドに髭だが、つぶらな瞳がかわいいデラペーニャ。ニコラス・ペタス(極真会館)にちょっと似ている。

●サンマリノは防戦一方。ボールポゼッションは30%に満たないかもしれない。それもしょうがない。サンマリノナショナルチームにはプロ選手が1人しかいないのだ。1トップの選手がセリエCに所属しているのみ。あとはアマチュア。そう、アマ対スペイン代表だったのだ。サンマリノ代表はこれまでの欧州予選にていまだ勝ち星無し。つーか、得点無し。それでも、スペインの猛攻にドン引きで対抗し、少ないチャンスに賭けようとする姿は涙を呼ぶ。滅多にないチャンスでも攻めあがることはできない。人数をかけて攻撃しようものなら、スペインのアーリークロス&速攻を受けるので、上がっても3人くらい。

●それでも、アマチュアがスペインのスターたちと戦うなんてすごくないか?日本にも天皇杯があるのでアマチュアがプロと戦う機会はないとはいえない。去年は大塚製薬(現徳島ヴォルティス)はレッジーナと親善試合をした。しかし、スペイン代表だよ。ラウール、ホアキン、カシージャス、プジョルだよ?そんな相手に真剣勝負をいどむパヌッチさん(職業は郵便配達夫、サッカー以外の趣味は車の整備。フェラーリのファンだが、所有しているのはフィアット・パンダと仕事用のヴェスパ、以上ワタシの推測)。すげーな。

●W杯予選を欧州で闘う。そんな夢をもっているJリーガーはいますぐサンマリノに移住だ。アマチュアクラブに入団しろ!活躍すればセリエCには呼ばれるかも。そして帰化だ。きっと4年後の予選であなたはサンマリノの10番を背負っているはず。
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2005年02月13日

弦楽器?打楽器?

ノコギリは切断するための道具でもあり、楽器でもある。上野公園にてソーヤー谷村氏の演奏を聴くことができた。

●ソーヤー谷村さんはヘブンアーチストの一人。ヘブンアーチストというのは近年東京都が制定した「都認定大道芸人」である。認定を受けた方々は、都立の公園や都営地下鉄の駅などの「本来は勝手にパフォーマンスすることのできない場所」で活動することができるのだ。ソーヤー谷村さんは以前新宿東口で演奏しているのをTVで観たことがあったが、生演奏ははじめて。ノコギリにテンションをかけてしならせて、弓で弾く。「ひゅ〜っ」というお化けが出てくるときに鳴るような音を奏でる。ちなみにソーヤー谷村さんは「ゲゲゲの鬼太郎」の音楽の収録にも参加していたとのことだ。ノコギリのしなり具合によって音程が上下する。弦でこすってよい音が出るポイントは1ヶ所だけ。しかもそのポイントもしなり具合によって上下に推移するのだ。なかなかの超絶テクニック。ノコギリの柄を足にはさみ、貧乏ゆすりの要領でビブラートまでかけている。

●東京都がこういう大道芸保護政策をだしたことにはいろいろ意見があるだろう。ワタシは単純にいろいろな芸を街で見られることは良いことだと思う。新宿などでマジックなどを見せてのちにマジックグッズを売る芸人もいる(たぶん認定は受けていないと思う)。そのグッズがちゃんとしたものなのかどうかはわからない。少なくとも見ている分にはマジックは人を幸せな気持ちにさせる。夜の繁華街ではストリートミュージシャンがそれぞれの主張を歌っている。文化と感じるか騒音公害と感じるかは個人によるが、ある程度は許容されてしかるべきだと考える。

●ワタシは音楽をやっているから思うのであろうが、街に生の音楽が流れていることはとても素敵なことだと思う。生活しているすぐ横に音楽がある。たしかに日本でも街の中で音楽を奏でる傾向は増えてきている。しかし、ほとんどは電気拡幅した音楽であり、アコースティックなものは少ない。ヨーロッパの街では、手回しオルガンを奏でている老人がいた。地下鉄の中で舞踊曲を演奏しておひねりを求めるジプシーがいた。これはかの地の独特のものであろうが、バイオリンや管楽アンサンブルなどを日本の町で演奏する人たちがもっと出てきてもいいのではないか。よく友達で飲んでいるときに持ち上がるプランがある。年末の街(銀座あたり)にてホルン四重奏でクリスマス曲を演奏するというものだ。練習する時間となにより演奏する度胸が無く、いつも飲み屋の与太話で終わってしまうのだが、いつか実現させたい。

●仙台市に定禅寺ストリートジャズフェスティバルというイベントがある。ジャズと銘打ってはいるが、さまざまなジャンルの音楽が街角で演奏される催しである。市民が街にくりだし、露店で買ったホットドックをほおばりながら生演奏を楽しむという、実に素敵なイベントだ。ワタシも一度見に行ったことがあるが、街の雰囲気が最高だった。プレイする側にも聞く側にも微笑みが絶えないようなお祭りである。
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2005年02月12日

少女漫画ちっく?

きれい&エロい。「ミュシャ展」を上野の東京都美術館で観てきた。

●断っておくと、ワタシは絵画のことはまったくわからない人間である。ただ、世紀末芸術にはなにか心惹かれるモノがある。クリムトやピアズリーの絵が好きだ。音楽でいうとマーラーの時代である。マーラーも退廃した雰囲気がある。世紀末芸術の一派にくくられるのであろう(よく知らない)。ミュシャも今日見に行くまで名前も知らなかった。「ミュシャ展」のポスターを見て世紀末っぽくておもしろそうだからいってみたのだが、大変満足できる内容であった。

●ミュシャは19世紀後半から20世紀前半にかけての画家・装飾家である。チェコに生まれ、パリやアメリカで活躍し、晩年は祖国に戻った。パリにて「ジスモンダ」の劇場ポスターで成功をおさめ世間からの注目をあびたそうだ。いまでいうとグラフィックデザイナーか。ジスモンダはこれ。



●この作品に限らないが、ミュシャの描く女性はたまらなく耽美である。ほんのりとした色調がなんともいえないエロスを出している。極彩色なウォーホールのモンローとは大違い(当たり前だ)。けして健康的ではない、優しく、もの悲しい肌色をしている。体のラインもつい指を走らせたくなるほどきれいだ。どちらかというと暗く陰鬱としているが、暗すぎない。なんというのかなあ。「耽美的」っていうんだろうなあ。



●上の絵は「黄道十二宮」。なんとなくマンガちっく。ファイナルファンタジーって感じ。彼のデザイン画やポスター画はフチどりがなされているためマンガのように見えるのだろう。それに窓のような枠組みと、こまやかな装飾が美しい。女性を真横から描くスタイル。絵としての全体的な印象は窓枠と横向き美女による大胆なデザインバランスが強力であるが、よく見ると細部に施された装飾の緻密さもゾクゾクくる。この様式はのちのデザイナー達に大きな影響を与えているのだろう。



●ワタシが一番気に入った絵はこれ。「百合の聖母」。これはデザイン画ではない。世紀末っぽくはなく、有名な作品群とずいぶん作風が違う。しかし、妙に気に入った。大変気に入った。理由は良く分からない。実物を目にすると下にいる少女はかなり色の濃度がまわりよりも高くなっていて、目に入ってくる。それでも、全体のバランスはよく統制されている。上にいるマドンナと少女の対比。お花がきれい。このように気に入った絵は長い間眺めていたくなる。十分くらいは見ていただろうか。美術品泥棒したくなる気も分かってくるもんだ。まぁ、泥棒することはできなかったので、出口のグッズショップで百合の聖母ポスターを買って帰ることにする。あとでネットで調べて分かったのだが、相当有名な絵のようだ。それにしても素敵な絵であった。つきなみな表現であるが、感動した。

●そのほか好きだったのは、サラ・ベルナールのポスター群。文字と絵のバランスがきれい。タバコ会社のポスターやモエ・エ・シャンドン(クイーンの歌に出てくるね)のポスターも気に入った。パステル画や油絵画にはピンとくるものはあまりなかったが、デザイン画にはグッとくるものが多く、これで1300円はかなり安い。個人的には5000円以上支払うぐらいの価値があったと感じた。

●プラハにはミュシャ美術館があるらしい。ワタシはプラハを訪れた事はあるのだが、思いつきで出かけてしまったため、ガイドブックも持たないぶらり旅だったのだ。こんな素晴らしい絵画が見られるところがあるなんて!知っていれば行っていたのに、、、後悔。

●「ミュシャ展」オフィシャルサイトは、こちら
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2005年02月10日

モニ2号

を切りに行きたくなった。福井に帰ってきて1ヶ月。そろそろ切らねば。というわけで、午前中に腰を上げる。どこで切ろうかと迷ったが、すぐ近所のショッピングセンター内の美容院に決める。「水曜・木曜はメンズデー、¥2,900」が魅力的だった。。。

●はじめてのお店では、どういう感じにして欲しいかを伝えるのは難しい。別にそんなにこっている髪型ではないのだが、あいまいに表現してしまっては切る人も「???」になるだろう。そこで雑誌の切り抜きを持っていく、というのにチャレンジしてみることにした。ちょっと気恥ずかしい感じがして、いままで切り抜きを持っていったことはなかったのだが、いまこそトライするときだろう。さて、どれにしようかと思うも、雑誌がほとんど無い。サッカーマガジンくらいだ。そうだ。サカマガから切り抜いていこう!そこで選んだのは・・・


茂庭(FC東京)。


●その雑誌に載っていた写真はもう少し髪の短いときのものだったので、ワタシのイメージする髪型にぴったり。いざ、美容院に行って切り抜きを差し出すと、「あぁ、ベリーショートですね。わかりました」。わかってくれた!そして、実際それらしい髪型に仕上がった!

●切り抜き持参法、なかなか良い。

●今日の夜からまた東京遠征。戻るのは日曜日。遠征先からも更新するかも。
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2005年02月09日

使徒と堕天使

最低の試合だ。2006年W杯アジア最終予選第1戦の対北朝鮮ホーム戦である。



●ジーコ!(ジーザス・クライスト!)。あなたはひどい。あなたが追放した堕天使達(欧州組)は、かくも勤勉にかつ芸術的に、神の名において働いた!かの者達は我我民衆に安堵と安息をもたらしたのである!


●ジーコ!(ジーザス・クライスト!)。あなたはひどい。あなたが導き、あなたが見放した4バックを、再び、これほどにも輝かせることができたとは!我我が見放し、あなたが見放した彼ら(4バック陣)と、4バックの守備を生業とする使徒(欧州組)に福音がもたらされたのであろうか。



●なんて不愉快で、なんてエキサイティングな試合だろうか。「常識的に」勝たなければいけない試合である。マスコミの報道にはうんざりしていた今日この頃。快勝して楽勝気分を漂わせて欲しかった。なのになんだこれは!ガン引きの北朝鮮相手に崩すこともできない。キックオフ直後に上げた幸運な得点(アレックスのファールはホームアドバンテージではないのか?)以外には、好機がない。あとは見てのとおり、同点にされて、ジーコが動き、結局は大黒のラッキーゴールで勝った。

●なんて、お粗末な試合だろうか。北朝鮮相手に得点を重ねられないのだ。サイドはことごこくはね返され、中央も重ねて守る、これが北朝鮮。中央突破も出来ないし、裏へのねらいもいまいちな我がイレブン。やばい、これじゃだめだ、と思ったころから試合は変わった。タカハーラ、ナカムーラが投入され、4バックに移行する。とたんに動きが良くなる。この前のシリア戦もそうだった。おぉ、ジーコよ、あなたのこれまでの3バックはいまここで4バックを花開かせるための布石だったのか?おまけに大黒が玉田に代わって入り、終末が訪れた。

●でも、こんな苦戦をして土壇場でルーキー(代表における)の得点で勝利を挙げることが出来たわが国は強い。勝てば良いのである、勝てば。そういう意味で勝ち点3を得たことは大きい。また、得点した選手が期待の若手であるなんて出来すぎである。不覚にも感動した。今の大黒は8年前のロペスに近い印象を、ワタシは感じた。メサイア(救世主)!以降、彼を使うかどうかは監督次第。しかし、大黒は重要なファクターになってしまった。もう、逃げられない。マジョルカのオオクボとの争いになるだろう。これ以後、最終予選はシナリオ以上に麻のように乱れて、ドラマティックになってゆくに違いない。

●こんな試合は見たくなかったと冷静なワタシは思うのだが、一方でこんな胃が痛くなる予選が見たかったと満足するワタシもいるのだ。この真剣さが楽しい。前回のW杯では味わうことの出来なかった予選の面白さである。頭がおかしくなりそうになりながら応援する。W杯は予選がすべて。予選を見るのが一番エキサイティング。こんな苦戦を観るのは本意ではない。が、予選は狂おしいほどに乱れる。

●思い起こすがいい。8年前、ウズベキ戦で7点の大勝(カズ&城の祈りのキックオフ)。直後のホームの日韓戦(山口の伝説のループ、と敗戦)。絶望。中央アジアでの混戦(加茂更迭)。時を同じくしてロペス加入。アウェー日韓戦の幸福な勝利(ありがとう韓国!)。ジョホールバル。。。

最高の試合だ。ひさしぶりにサッカー中継で絶叫した。不覚にも感動してしまった。これから続く半年以上の長い戦いは間違いなく、見ていて楽しいものになる。腹の中をぎりぎりさせながら見守ろう。そして、ナカータ王の復位を待ちわびようではないか。
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2005年02月08日

和香ビル

クチビルがバテバテでパンパン。ひさしぶりにホルンを吹いてきた。試験勉強ばかりに明け暮れていると、ストレスがたまるので楽器を吹けるサークルにでも入ろうと思い、探しているところなのである。今日はある吹奏楽バンドの見学&体験にいってきたのである。

●しっかし、今日はダメダメだわ。しばらく吹いていなかったせいでスカスカな音しか出てこない。発音が・・・腹の圧力が・・・音程が・・・と反省しだしたらきりが無い。しばらくは一人でおサラいしようかとも思った。河原や海辺で。あと1ヶ月もすれば天候も緩みだすし、なにより外で楽器を吹くのは気持ちがいい。ワタシは毎日図書館に行って勉強しているのだが、帰り道に母校の屋上で楽器をサラっている中学生たちを目にする。うらやましい。大人になるとなかなか屋上ではサラえない。

●まあ、一人サラいはいつでもできる。やはり仲間と一緒に「合奏」したいからこうして探しているのだ。セッション、コラボ、アンサンブル。いろいろな呼び方はできるだろうが、ソロでは体験できない駆け引きがそこにはある。臨機応変な対応。指揮者の要求をあえて無視したり、他の奏者に煽られたら煽り返してみたり、これが楽しい。

●これはよくあること。ホルンは弱音を出すのが難しい。精一杯ピアニッシシモで吹いている(つもり)なのに、指揮者が「ホルン!もっと小さく!」とかしこくも仰せになるのだ。ホルンパート一同カチンと来る(だったらてめえが吹いてみろ!)。間髪いれず、指揮者が「ではもう一度」とのたまわれて合奏が再開される。ホルンパートは「吹きマネ」をするだけで実際に音は出さない。すると指揮者はうれしそうにこうおっしゃるのだ。「ホルン、すごいじゃないか、今の演奏は最高だ。やればできるではないか!」。どうやら彼だけには超ピアニッシシモの音色が聞こえたらしい、やれやれ。

●というわけでヤケ酒をやっております。今日のダレヤメは「武家屋敷」(芋焼酎、現在ワタシの中で芋焼酎がブームなのである)。白麹ということもあり、すっきりとした味わい。淡麗ではあるが辛口ではない。甘味もしっかりあるライトな焼酎である。たとえると、小股の切れ上がった女性ではあるが、けして冷たくはなく、ひとなつっこいところも見せてくれるヒトである。しかし、付き合っていくうちにさばさばしたところが現れてくるかもしれない。男と女の関係になることは無いが、たまに一緒に飲みに行きたいヒトである。

●大勢での合奏もいいが、少人数でのアンサンブルもいいな。少ないメンバーゆえに質の高い演奏を追及していけるかもしれない。ホルンカルテットとか木管五重奏とかをやりたいなぁ。ファゴット奏者いませんか?
posted by ゲルト at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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