2005年07月04日

経験が「緊張感」を作る

すんません。官庁訪問や面接の毎日で、ネタを書き込むことができない。「VIVAドイチュラント」を楽しみにしている人、すいません(←そんなやつぁいねえ)。

●今日は今季最初の「面接」。「官庁訪問形式(現場の職員さんとの面談を何回も繰り返してゆく)」はあったのだが、「面接」は初めて。久しぶりの緊張感に包まれた。

緊張はしてはいけない、緊張感はなければいけない。ステージにのぼり、演奏する立場の者にとっては実感のある言葉ではなかろうか。誰の言葉かもわからないが、仲間内で本番の1日前に語られる言葉である。今日は緊張感を味わうのがひさしぶりで、漫然と何もできないまま、面接が終わってしまった。面接中には、びりびりと緊張感を感じたが、アタマは落ち着いているのに、クチが早口になってしまう。あぁ、いけない、と思いながらも、ゆっくりとしゃべることができない。緊張していた?冷静に状況判断はできていたと思うが、受け答えがいまいち(これは単なる準備不足)。まぁ、面接−本番−の緊張感をつかんだので、明日はもっとうまくできそうだ。

●舞台にあがることがある人は分かってもらえるだろうが、本番を楽しめるようにならないと、よいパフォーマンスは生まれない。それは、いつもより緊張するのでもなく、いつもより弛緩するのでもない、絶妙のバランスの状態である。いつもと違う空気の中で、いたって冷静に、ときにはいつも以上に、プレイすることである。だからといって、本番はかならずしも練習以上にできるというわけではない。一部を除いて(つまり、プロを除いて)本番では、練習の8割出せればよいほうでは無いか。しかし、「緊張感」や「本番を楽しむ精神状態」がなければ、その8割も出てこないのだ。「緊張感」を使いこなせるようになると本番も楽しくできるようになる。そして、8割しか出せない本番のために、さらなる練習を日々行えるようになる。

●ま〜、本番でいつも以上のパフォーマンスができる例はあったけど。ワタシが経験した中では、ベルリンのフィルハーモニーやサントリーホールでは、なんか良い演奏ができた。そこにいたるまで本番を繰り返したことが、成功の原因ではあるとは思う。しかし、あれらの最高峰のホールが持つ独特の雰囲気があのときの演奏に影響を及ぼしたのはまちがいないと思う。「緊張」や「緊張感」とかとは違う次元の「何か」が、たしかにあそこにはあった。フィルハーモニーやサントリーには、魔物は住んでいない。我々の背中をちょっと押してくれる「何か」がいるホールなのだ。ひょっとして、あれがミューズの神様?


posted by ゲルト at 23:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
がんばってください!
思わず、十数年前の自分を思い出してしまいました(^^)
Posted by たにちゃん at 2005年07月14日 01:12
激励ありがとうございます。
まだ完全に決定はしていませんが、
来年から公の仕事ができそうです。

就職活動が終わってしまうと、変に気が抜けました。
この3連休はムダに生をむさぼっております。
Posted by ゲルト at 2005年07月17日 13:03
そうですか!おめでとうございます。
官庁訪問で決定ということは、国ですね。
自分は今は地方ですが、ゲルトさんの歳の頃は霞ヶ関にしばらく在籍しておりました。
これからも有意義な情報交換をしていきましょう!
Posted by たにちゃん at 2005年07月20日 23:14
ありがとうございます。

面接で落ちたと思っていたところから
予想外の次のステップへのお誘いがあったりして・・・
まだ完全に決まったわけではないんですよ。
はっきり決まりましたら、このブログで御報告したいと考えております。

わりと地方に近い職場になる可能性もあります。
これからもよろしくお願いします!
Posted by ゲルト at 2005年07月21日 23:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。